鳴く必要もないのに『ズラす』を野球に例えてみる
鳴く必要もないのに『ズラす』を野球に例えてみる
本書のSDJ戦術を野球に例えてみるとよいかもしれません。
戦術理解編事例2 西家・東3局の場面です。
< 西家・東3局 >
7萬鳴きのズラしを解説し、結局左=南家にツモられた場面ですが、何故あの7萬鳴きでズラしが必要なのかと疑問に思うかもしれません。
しかしながら結果的に次局、フリテン跳萬ツモに繋がる過程の中で、左=上家は2ソウ対子落としで降り始めました。この場面で効いてきているのです。
果たして前局、左=上家に喰い付いていなければこの対子落としは引き出せなかったかもしれないのです。 SDJ戦術ではこの確率は約70%程度あったのではないかと考察しています。
この7萬切り、鳴きの仕掛け=ズラしによって、親番となった左=上家に、6巡目迄の中牌切りを加味し、捨て牌が読みづらい上に、前局の7萬鳴きによって、無難な安牌切りに向かったと考えられます。 こうした勝負での局面は多々あります。
例えば、野球を例に挙げると、バッターボックスに立ち間合いを自分のペースにする為に、タイムを取ってバッターボックスに入り直したり、それこそバッターのフォームも人其々異なります。
ですので、SDJ戦術も同様なのです。
かの優勝請負人と言われた工藤投手はテンポよく投げ、勝ちを積み重ねていきます。
特に印象的なのが長嶋監督のもと、ヤクルトスワローズとの優勝を決める一戦において1-0において完投勝利を収めましたが、キャッチャー古田との場面で、工藤選手は何度もサインに対して首を振ります。サインが決まらずセットポジションから外れました。
ようやく投げた球は外角低めのストレートで後に聞いた話では初めから外角低めストレートに決めていたそうです。
そんな駆引きがありましたが、今回解説している7萬鳴きもあえて『ズラす』事で、次局に繋がったと言えるでしょう。
特に初心者の方、また中級者で伸び悩んでいる方などは、このSDJ戦術を行えば、安牌は十分にある状況ですので、そういった部分に意識して行ってみるとよいかもしれません。
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