『統計』を考える!
『統計』を考える!
例えばサッカーのPKを例に取って『統計』を考えます…。
すると、以下の様な要因が考えられます。
キッカーは右利きか左利きか。
蹴る方向ははどちらが有効か。
蹴る場所は?
先攻、後攻どちらが有利か。
キーパー側の立つ位置は?
キーパー側からのアクションは?
この様に統計を計れば枚挙にいとまがありません。
さらに統計によれば、キーパーの正面を蹴る事が100%の成功率を誇っています…。
それでは何故キッカーはキーパーの正面に蹴らないのかという事になってしまいます。
果たして『なぜ統計ではキーパーの正面が100%の成功率なのにキッカーは正面に蹴らないのか?』
という本を出しても売りあがるでしょうか?
関西の漫才的ツッコミで言えば、『 そりゃキーパーが正面に立ってるからやろ! 』となるでしょう。
それは選手個々によってのスキルが当然違いますし、キッカーやキーパーによっても異なります。
また仮に右側の枠が70%の成功率だった場合に左側が仮に50%だとしたら…
右に蹴る事が正解とは言えないでしょう。
麻雀においても同様の事が言えます。
統計によるデータを踏襲する事も当然重要ですが、状況毎に適切に判断していくのが望ましいでしょう。
追記:
例えば、大事な一戦でPKを外してしまったキッカーがこう答えたらどうなるでしょう。
『統計ではこの状況ではこちら側に蹴る方が確率が高かった…。だから蹴っただけだ。』と…。
観客したら『あーなるほど。』となるでしょうか…。
絶対になりません。
麻雀でも同様です。現代麻雀は統計を追従する形を取り、プロ雀士という方々が追従しています。
果たして観客はどうしているでしょうか…。麻雀人気が低迷しているそれがその証左です。
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