リーチ一発ツモ国士無双という事実。
＜リーチ一発ツモ国士無双＞
本書に御座います、戦術理解編 4,5,6中牌切り（P.11 6巡目迄に中牌を切れ）を実践しただけなのです。
さらには、p.24にあるどの局が勝てる相場？、全ての局面で勝てない相場と仮定した上で、勝負しない為にあがれと解説していますが、今回も同様に、勝負しない為にあがった結果がリーチ一発ツモ国士無双だったという事になります。
それでは解説して参ります。
まず初巡目の手牌がコレです。
理解出来ますでしょうか？ この手牌から10巡後にリーチ一発ツモ国士無双に至るわけです。 この手牌から
10巡後にこの手牌に到達しています。これもSDJ法を実践しただけなのです。
この手牌が本書で解説しているフリー麻雀で代走をお願いすると何故か好配牌となっている！部分と言えます。
まず皆様方であれば初巡何を切るでしょうか？
よく10種11牌程度揃っているのに、9種9牌適用し、流局を選択する方がいますが、この手牌を見れば理解に苦しむ所ではないでしょうか。
さらに一般の方であれば、ﾄﾞﾗ3つある状況ですし、3色を狙えるという事で、8割以上の方が字牌若しくは端牌の9萬、9ｿｳ切りを行なっていく事と思います。
新デジタル理論（Sdj法）では、【 戦術理解 P.8 逆に切ってはいけない牌はあるのか？】 で解説していますが、 まず、打赤5ｿｳを堂々と切っていきます。
これで、他家に脅威を与え、存在感を放つ事が出来ます。さらには次局に親番を控えていますので、ゆくゆくリスクとなる牌を切っていきます。
初巡目：打赤5ソウ
２巡目：打赤5萬
３巡目：打６ピン
さらに私も特に国士を狙っているわけではないのです。 ただSDJ法を実践しているに過ぎません。 この時点ではSDJ法にある通り、6巡目迄に中牌切りを行っています。
６巡後……
おや？ これどっかで見た事ある手だな…
実際にこの程度です。これはただただSDJ法を実践しているだけなのです。
8巡目…… 白ツモで一気にスイッチが入ります。
ここで他家のツモ状況があまりよくありません、いける！と確信しました。
まずエビデンス・根拠としてSdj法にあります、
①安牌をたくさん抱えている
②相手に脅威を与える
を行っておりますし、戦術理解編で解説した風林火山戦術で、いける時は一気に行きます。
この白ツモで国士無双に向かいます。
さらに次巡…… 中ツモでリーチをかけます。
国士無双において、この局面では、9ピン待ちですので、3巡目や他の1～6巡目が強烈な筋ひっかけとなっています。さらに仮に出なくても、この捨て牌から他家が降りる可能性もありますし、次局は親番ですので、リーチをかけていきます。
結果的にリーチ一発ツモ国士無双となったわけですが、SDJ法においては、既に6巡目迄に他家に充分脅威を与えていますので、あまり驚く事ありませんでしたし、このSDJ法を実践すればこうした手牌は必ず来ると言えます。
然し、他家は騒然となっていましたね。
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